2020.07.29
スタッフブログ
五感で楽しむ夏のスイーツ
いつもホテルブエナビスタのスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
梅雨前線の活動は活発でまだまだ大雨に警戒が必要な今日この頃ですが、
昨日九州地方では平年よりも14日遅い梅雨明けのニュースもありました。
もうすぐ夏本番、本格的な暑さにどのように備えようか?
とお考えの方も多いのではないでしょうか。
さて、一句
「松陰や蓙一枚のなつ座敷」
まつかげや ございちまいの なつざしき
地元信州出身の有名な小林一茶の夏の一句ですが、不思議と声に出してみるだけでも真夏の陽が照りつける暑い日に松の木陰にござを敷けば、どこからともなく吹くひんやりした涼しい風に包まれてほっとするような気がします。
句の中に登場する「夏座敷」とは、夏を涼しく過ごす部屋のしつらえのことで、襖や障子を開け放して風通しを良くし、室内や調度類を夏向けに整えた座敷のことです。湿度の高い日本の夏を涼しく過ごすために考えられた生活の知恵なのかもしれませんね。
そんな心地よい涼しい風が吹くような夏色スイーツを、ホテルショップ&ペストリー「パセオ」でただいま好評発売中です。
・涼川〜すずしがわ〜
杏仁とマンゴーパッションのムースです。
ミントゼリーが夏の涼しげな川の流れをイメージさせます。
・アローム ド カフェ
コーヒーのムース、パンナコッタ、コーヒーゼリーの層が織りなす爽やかなコーヒーフロートをイメージしたデザートです。
・ジャスミン
甘酸っぱいベリーのソースに、ジャスミンの香りたつパンナコッタを重ねました。
・洋ナシと桃のヴェリーヌ
金魚鉢のような可愛らしい容器の中で、パンナコッタと桃のジャム、白ワインのジュレが洋ナシのムースを包み込んでいます。
・シャルロットマンゴー
音の響きが涼やかなもの、見た目が涼しいもの、味わいが涼しいもの、香りが涼しいもの、ふと感じる風のような涼やかさをシェフがスイーツに込めて仕上げました。
厳しい暑さが続くと気持ちに余裕がなくなることがあります。
そんなときにはホテルブエナビスタにお立ち寄りいただき、ホテルならではの広く開放感のある空間でだけ味わえる、少しゆったりした「時」の中に身を置いてみるとまた気分も変わるかもしれません。
ホテルショップ&ペストリー「パセオ」では、信州松本でしか手に入らない地元ならではのお土産品やケーキ、ペストリーをお楽しみいただけます。
「触れる」「視る」「聴く」「味わう」「嗅ぐ」という五感をフルに意識して、
涼やかなホテルメイドのスイーツで贅沢な夏の甘いひとときを愉しんでみませんか?