スタッフブログのご紹介

いつもホテルブエナビスタのスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
重陽の節句を過ぎて、朝晩の涼やかな風にほっと一息…。晩夏の信州松本よりお届けします。

今回は、先日催されたホテルブエナビスタの所在地でもある松本市の
筑摩野中学校2年生の皆様の「テーブルマナー講習会」の様子をご紹介します。

こちらは、中学校で予定されていた市外での体験学習が新型コロナウイルスの影響で中止となり、
その代わりに約230名の生徒さんがフランス料理のコースを味わいながらテーブルマナーを学ぶこととなったものです。

講師を務めたのは当ホテルの仙波昭博統括支配人。
整然と並んだカトラリーを前に緊張の面持ちでいる生徒さんたちへ、
テーブルマナーの極意をレクチャーします。

同じ時間・空間を共有する方と、お食事を楽しく和やかにいただくために必要なテーブルマナー。
まず極意を知った後は、いよいよ具体的な仕草ふるまいを学びます。

乾杯のマナーやテーブルナプキンの使い方、カトラリーの使い方をはじめ、
会話や姿勢にも気持ちよくすごすための決まり事がたくさん！
さらに、学生生活ではなかなか意識することのない
国際儀礼（プロトコール）：レディファーストや席順などの決まり事を教わる場面も。

様々なことを学んでいただいた後は、最後に現れたおいしそうなデザートケーキに、
思わず「食べるのもったいない～！」という声が上がるなど、始終和やかな雰囲気の講習会となりました。

普段とは食事内容もスピードも異なるため、さぞ気疲れしたかと思いきや、
「ゆっくりと食べたので、深く味わうことができました」と何とも大人びた（!?）コメントをいただくことができました。

コース料理をいただくことも、ナイフやフォークを扱うことも、
これから何度も体験することと思いますが、
迷う度に思い返していただけるような実りある機会となれば幸いです。

マナーを身に着けることを通して、思いやりにあふれた
素敵な大人に近づけますよう応援をしたいと思うのと同時に、
ホテルでのひと時が中学生時代の素敵な思い出の1ページになればと願っております！