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2022.09.21

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学びの秋・美食の秋「第2回楽しく本格中国茶講座 茶愉会(ちゃゆかい)」開催!

 
   

いつもホテルブエナビスタのスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

台風14号が無事過ぎ去って晴れ間が戻ったシルバーウイーク前半三連休の最終日の9月19日、
学びの秋・美食の秋にふさわしい「第2回 楽しく本格中国茶講座 茶愉会(ちゃゆかい)」が中国レストラン 聖紫花で開催されました。

おかげさまご予約で満席となりましたこの茶愉会も、
参加者の皆様に新型コロナウイルス感染拡大防止対策へのご協力をいただき、
予定通り​イベントを開催することができました。

今回も講師は、中国茶の知識や美味しい召し上がり方などを詳しくご説明いただく
高級茶藝師(ちゃげいし)の藤村とも恵さんです。


まず、歓迎茶は
[セイコロンジン茶:西湖龍井茶]。


「中国茶はみなさん召し上がったことはあっても実はよく分からないという方も多いと思いますが、色・香・味がどれも大変特徴的です。」

「日本の茶道には淹れ手にも飲み手にも作法があります。
茶藝には淹れ手に作法はありますが飲み手にはありません。
ですので、音を立てて飲んでも大丈夫です。自由に味わってください!」

と、藤村さんの説明が始まると、
色・香り・味をじっくり観察するように最初の中国茶をお召し上がりになります。

今回の講座では特別ランチコースとともにお料理に合わせて先生が選ぶ中国茶を楽しんでいだきます。

まず、3種前菜盛合せとともにお召し上がりいただくのは[ジャスミン茶:茉莉花茶]。

「茶葉の白い部分は茎です。

ジャスミンの香りはしますでしょうか?

咲きかけで香りが出る直前の茶葉を摘むのが最高級のジャスミン茶です。

リラックス効果があり、口の中がさっぱりします。」

次に大海老のチリソース・5種点心の盛合せ・海鮮入りチャーハン 卵白仕立て と料理が続くと、

2種類のお茶[ショウメイ茶:寿眉]と[ジュクプーアル茶:塾普洱茶]を飲み比べです。

「寿眉はアミノ酸が豊富で体内の熱を冷まします。

また水分補給もできます。塾普洱茶は古い香りがすると言って苦手に思われる方もいますが、血中脂肪を流してくれるのでダイエット効果もあると言われています。

濃い味付けのお食事ととても合います。

中国茶は日本茶と違い何煎も楽しむことができ、鉄観音ですと7煎くらいプーアルですと10煎くらいはずっと味が変わらず楽しめます。」


お湯がポットに欲しい場合の本場中国での合図の仕方を教わると、

本日の茶愉会でもその合図が使われることになりました。

最後に4種のデザート盛合せとともに楽しむのは[ホウオウタンソウミツラン紅茶:鳳凰単灇密蘭紅茶]です。

先生がお茶を入れ始めると会場内に甘い匂いが漂いはじめます。

「世界で一番飲まれているのが紅茶ですが、中国茶にも紅茶があります。

甘い香りがしますが甘い味がするわけではありません。

このマスカットのような香りは付けられたものではありません。

紅茶とは違った香りを試していただければと思います。」

​こうして終始和やかな雰囲気の中、中国茶の歴史・淹れ方・中国の地方ごとのお茶の種類や味わい・ご自宅での楽しみ方などたくさんの事を、五感をフルに使いながらの学んだ「第2回楽しく本格中国茶講座 茶愉会(ちゃゆかい)」もいよいよ終了のお時間。

「今回も初めて出会う味や香りがあった方もいらっしゃる思いますが、この中国茶講座が皆様の人生が豊かになる一つのきっかけになれば嬉しく思います。」と優しい笑顔で締める講師の藤村さん。

これから秋がより深まってまいります。
皆さまはどんな秋をお過ごしになりますか。

学びの秋の次は音楽の秋…
「天高く奏でる 中国料理と二胡のハーモニー」は10月2日(日)開催です!
 

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