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信州松本の最高気温が25度を上回り、まるで初夏を思わせるかのような4月19日、料亭 深志楼にて「体験イベントランチ 石鹼カービング講座」が開催されました。

料亭 深志楼の空中庭園にあるツツジが咲き初めています

日差しが差し込む明るい料亭 深志楼の会場で、
遠藤料理長の挨拶と今回も講師を務めていただくカービング作家 本多未佳先生の自己紹介がありました。

今回もカービング体験は初めての方がほとんどで、少し緊張した様子です。

次に講師の先生から、机の上に用意された薄いピンク色の丸い石鹸やカービング専用のナイフ、その他のアイテムの説明と
作品が完成するまでの進め方が説明されました。

まずは丸い石鹸の上に桜のデザインの型紙をあて、竹串やナイフを使用しおよその位置を確認しながらいよいよ桜の模様を掘り進めていきます。

石鹸の香りに包まれた会場で、皆様真剣にひと削りずつ慎重に進めていきます。

​石鹼カービング用の石鹼は通常の石鹸よりも少し柔らかく、
慣れないカービング専用ナイフの切れ味は思っているよりも大変良く、またその持ち方も特徴的なためはじめのうちは皆様なかなか思うように彫り進めるのが難しそうでしたが、
ナイフの刃先を伏せて寝かせるように切ったり、
浅く入れて広く切ったり
自分の目線に合わせると彫りやすいなど、
講師の先生から丁寧にその時々に合わせた彫り方のコツが伝えられます。

まもなく完成が近づいてくると、達成感が表情に表れ仕上がった作品をご自身のスマートフォンで撮影されるなど大満足のご様子です！

参加された皆様は『集中してて時間があっというまだったね～』など
お互いに石鹸カービングで作品を仕上げた感想をお話されていました。

様々な桜モチーフの作品が仕上がりました

講座の後は遠藤料理長特製の御弁当を講師の先生と一緒に召し上がっていただきます。

お食事の中では講師の先生から、市販でも売っている石鹸でカービングに向いているアイテムのお話や
自宅に持ち帰ってからも長く綺麗に飾るコツ
夏と冬の石鹸の硬さの違いなど
楽しい体験を振り返りながら、石鹼カービングについての豆知識も教わっていました。

また、今回の講座のために用意された御弁当は料亭の味をお楽しみいただくのはもちろん、
講座の中で皆様が取り組んだ桜のモチーフにあわせて、桜や花びらの形が隠れている遠藤料理長の粋な心遣いが隠された特別なメニューです。

毎回ご好評頂いている石鹼カービングイベント、
次回の開催は詳細が決まり次第HPでご案内いたしますので是非お楽しみに。