2023.08.10
スタッフブログ
ロビー展示シリーズ第53弾♪美しき「Boston」グランドピアノの世界
いつもホテルブエナビスタのスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
8月19日に幕をあける、楽都松本の夏の風物詩「OMF(セイジ・オザワ松本フェスティバル)2023」。
その開催に際し世界的指揮者、演奏家、出演者が小澤征爾総監督の強い要望を受けて松本にぞくぞくと集結しています。
毎年ホテルブエナビスタでもこの時期が近づくと、
OMFオフィシャルタペストリーがロビー至る所に掲げられ
いやがおうにもOMFムードが高まってきます。
ところで「Boston」というピアノをご存じでしょうか…
現在ホテルブエナビスタのロビーでは、Steinway(スタインウェイ)社(アメリカ)が設計し、KAWAI社(日本)が作製している『日本とアメリカ』の合作グランドピアノ「Boston」が展示されており、フェスティバルの雰囲気をより一層高めています。
- ピアノが演奏されると、フレームを除くすべての部分が振動します
- Steinway & Sons「Boston」シリーズ グランドピアノGP-178PE(パフォーマンス・エディション)II
今回展示されている「Boston」グランドピアノは、多くの世界的ピアニストから愛される、世界最高峰のSteinway社のピアノをもっと身近に、より多くの方々に親しんでいただけるようにと生まれたシリーズ。
Steinwayの名を「卓越した音楽性」の代名詞と言われるまでに高めた、Steinway & Sons独自の特許技術と専門知識を駆使して設計されたのが「BOSTON」シリーズのグランドピアノだと言われています。
- 展示は9月29日(予定)まで
- OMFのパンフレット
また、今回のOMFオーケストラ コンサート Bプログラムの指揮者、John Towner Williams(ジョン・タウナー・ウィリアムズ)氏と小澤征爾氏が出会ったのがボストンの地であり、それがこの「Boston」グランドピアノの名前の由来の一つでもあると言われています。
John Towner Williams氏といえば、アメリカ合衆国ニューヨーク出身の作曲家、編曲家、指揮者、ピアニスト。
映画がお好きな方はご存じかと思いますが、これまでに『スター・ウォーズ』、『シンドラーのリスト』、『未知との遭遇』、『スーパーマン』、『E.T.』、『インディ・ジョーンズ』、『ホーム・アローン』、『ジョーズ』、『ジュラシック・パーク』、『ハリー・ポッター』など多くの映画音楽を作曲している世界的音楽家です。
そんな二人のボストンでの出会いは偶然だったのか、
それとも必然だったのか。
「Boston」と名付けられたグランドピアノの物語を想像しながら、
まるで芸術品のような楽器の美しさを間近で感じていただければと思います。