2024.03.28
スタッフブログ
【ホテルブエナビスタ8人のシェフによる“情熱とこだわり”の料理教室2023-2024】最終回|第8回【ペストリー】金子シェフによる ~桜の季節を旬の苺と楽しむ~ 春色モンブラン
いつもホテルブエナビスタのスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
さる3月20日、ホテルブエナビスタにて第8回「ホテルブエナビスタ8人のシェフによる“情熱とこだわり”の料理教室2023」が開催されました。
テーマは【ペストリー】金子シェフによる「~桜の季節を旬の苺と楽しむ~ 春色モンブラン」。
ご参加いただいた皆さんのおかげで、全8回+スペシャル回 全ての料理教室が無事行われ、今回晴れて最終回を迎える事ができました。
本当にありがとうございます!
今回のテーマは【苺のモンブランと苺ババロア】
料理教室の会場はホテル最上階にあるソルプレーサのダイニングです。
金子シェフ
「牛乳は砂糖を入れてから温めると膜が張りにくいので、片付けが簡単です。お鍋に入れてフツフツし始めるのが80℃前後ですので、状態を見ながら板ゼラチンを入れます。」
「ミキサーを使用してホイップクリームを泡立てる際に、最初から強くすると飛び散ってしまいますので、最初は弱からスタートして泡立ててください。」
「そして中心に固定して大きい泡がだんだん小さな泡になりますので、泡の状態を見ながら全体を撫でるように泡立てます。」
から始まった苺ババロア作りのトーク。
金子シェフ
「前回の料理教室でもお話いたしましたが、お料理は匙加減と言いますが、スイーツを作る際には匙加減はありません。分量はきっちりと計って作ります。」
「10人のパティシエがいて、10通りのスイーツが出来てはいけないのです。」
「ババロアを型に流して、2-3時間(半日)冷やし固めます。」
ここからいよいよアシェットデセール実践へ!
金子シェフ
「アシェットとはお皿という意味です。またデセールはデザートを意味します。つまりアシェットデセールとは皿盛りのことです。」
説明しながらお皿にチョコレートのペンで枝を書き、ラズベリーピューレで桜の花をトントンと置いていきます。
【シェフのポイントその①】
ぼんやりするように置く!
ラズベリーピューレを鮮やかに大きくドンドン!と置くと素人っぽい仕上がりになってしまいます。
- ラズベリーピューレを置いて桜の花に見立てます
- チョコレートのペンで枝を書き
「ジャムをお皿に落として、スプーンの背を使用してスッと引くと素敵に見えますよ。」
「緑色を添えるために散らすピスタチオは電子レンジで乾燥させようとすると色が変わってしまいます。生のほうが色が鮮やかです。」
と金子シェフ。
様々なアドバイスを聞き逃さないようメモを取ったり、スマートフォンで撮影する参加者の皆さん。
次に生クリームを添えるのですが、そこにもポイントが…
【料理長のポイントその②】
絞る時は躊躇しない!
躊躇すると失敗しますので思い切って絞るようにしましょう。
苺を添えたら出来上がり。
料理教室ではご参加いただいた皆さんがレッスンの中で挑戦したメニューを含むミニコースをお楽しみいただきます。
【MENU】
苺のモンブラン・苺ババロア
紅茶またはコーヒー
参加された皆様からは
「苺のモンブランは初めて作りました。スイーツって丁寧な作業が大切なのだと思いました。」
「お店では出てきたのを食べるだけですが、一つ一つ手作りで仕上げているのだと思いました。」
「シェフの手さばきが間近で見られてすごいと思いました。」
…など嬉しいコメントをいただきました。
全10回にわたって開催された「ホテルブエナビスタ10人のシェフによる“情熱とこだわり”の料理教室 2023」も今回で一区切り。
ご家庭でも揃えやすい食材で、今日から活かせるプロのちょっとした工夫やポイントが満載と、
お喜びの声も多く好評のうちに終了することができました。
今後もホテルブエナビスタでは、今回の料理教室のようなお客様参加型イベントをこれからも随時開催していきたいと思います。
楽しみにお待ちください。