2018.11.04
スタッフブログ
生ハム完成パーティー
さる11月4日(月)、長野県高山村で同村内にある生ハム工房「TONYA」主催による「生ハム完成パーティー」が開催されました。このパーティーは「TONYA」で毎年この時期行われるイベントで、前年またはその前年に仕込まれた生ハムが熟成の時を迎え、生ハム工房の関係者でその完成を祝うものです。ホテルブエナビスタも2015年からこの生ハム工房「TONYA」の生ハムオーナー制度に加わり、完成した生ハムの受け渡しも兼ねてこのパーティーに毎年招待をされています。※写真は昨年自ら仕込んだ生ハムの原木を、代表の佐藤明夫さんから受け取る様子のホテルブエナビスタ調理スタッフです。
今年も完成した生ハムを受け取りに、一番の紅葉のピークを迎えた高山村のパーティー会場へ…
エプロンとマスクをしている写真は、昨年の12月上旬、そのホテルブエナビスタの調理部スタッフ2名が「TONYA」の生ハム工房を訪問し、代表の佐藤明夫さんの指導を仰ぎながら、自らの手で血抜きや塩漬の行程とともに仕込みを行ったときの模様です。その時仕込んだ生ハムは「信州オレイン豚」という品種のものが4本、うち2本を今年1年熟成ものとして引き取り、残り2本はまた来年に2年熟成ものとして引き取る予定となっています。
(来年は1年物と2年物を食べ比べという贅沢な計画)
高山村の冷涼な気候を活かして、世界3大ハムの一つと言われるスペイン山間部で作られる「ハモン・セラーノ」同様の製法で、「TONYA」の工房内で吊り下げられた生ハムの原木は静かに熟成の時を待ちます。ちなみに「信州オレイン豚」は一般の豚肉に比べオレイン酸が豊富で、甘味とクセの無い香りが特徴の長野県のブランド食材ですが、生ハムの原材料にすることにより、さらにその旨味が凝縮されます!
年々盛大になってくるこの生ハム完成パーティー。「TONYA」代表の佐藤明夫さんの乾杯の挨拶とともに生ハムの完成を全員で祝います。最近は地元の皆様のみならず、このパーティーがツアーの行程に組み込まれて参加される都内からの方も…。 このパーティーでは生ハムに限らず、高山村で採れた林檎や、醸造されたワイン、ぶどう畑に仕掛けた罠に捕まった猪や鹿の肉など、このパーティーでなければ味わえない自然の恵みがふんだんに振る舞われました。
「信州オレイン豚のハモン・セラーノ1年物」
まもなくホテルブエナビスタのレストランでも販売開始です。
その時は、塩漬けと乾燥だけで熟成された本物のハムの味を是非ご堪能ください。
ご案内をお楽しみに…!