2022.02.27
スタッフブログ
【ホテルブエナビスタ10人のシェフによる“情熱とこだわり”の料理教室】第9回 「ご家庭の炊飯器で本格中国料理 医食同源薬膳風スープ」
いつもホテルブエナビスタのスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
立春を過ぎ日差しの中に春を感じられるような2月16日、ホテルブエナビスタにて第9回「ホテルブエナビスタ10人のシェフによる“情熱とこだわり”の料理教室」が開催されまました。
テーマは【中国料理】近藤料理長による「ご家庭の炊飯器で本格中国料理 医食同源薬膳風スープ」。
今回もおかげさまでご参加いただいた皆様のご協力で予定通りイベントを開催することができました。
料理教室の会場は、今回も普段はシェフをはじめ調理スタッフが仕事を行っている全面ガラス張りでシースルーのソルプレーサのオープンキッチンです。
<近藤料理長>「皆様がご自宅でも作れるように、あえてどのご家庭でもある炊飯器を使って今回は薬膳スープのレッスンをします。」
「中国料理とスイーツ系の材料表記は大匙〇杯ではなくℊの場合が多いです。匙加減という言葉があるように、匙表記ですと人によって一匙の分量が変わってしまうことがあります。そのブレを防ぐため、ℊで表記されます。」
「また、医食同源は日本語だとご存じの方はどれくらいいらっしゃいますか。漢方の世界で生まれたことばは薬食同源です。体に良い食材というよりも、食べるものは全て薬という考え方からきています。」
松本平の美しい眺望を見渡す明るいキッチンに、近藤料理長から中国料理の豆知識が参加者に伝えられます。
次に蓮の葉の説明。参加者からはその大きさに驚きの声が上がります。
<近藤料理長>「蓮の葉は乾燥した状態だと無臭です。今は便利な世の中になったので、通信販売やインターネットでも購入できるようになりました。」
「
水でもどすと香りが出てきます。その際浮いてきてしますので何かで押さえておく必要があります。中国では蓮の葉に包んでその香りをご飯に移す料理は大変ポピュラーです。」
「今回は1/4のサイズにカットしたものを使用していきます。もし蓮の葉が手に入らない場合は竹の皮でもいいと思います。」
「中国料理では乾物を各種使用しますが、干し海老にしても干し貝柱にしても戻し汁は味が出ていますので何にでも使えます。ご存じの方も多いと思いますが、スープにしても大変美味しいです。私の母がそうめんのつけ汁に椎茸の戻し汁を使っていたのは今でも記憶に残っています。」
参加者は近藤料理長の話に聞き入りつつメモも取られます。
<近藤料理長>「後で蒸すためもち米は固めに炊いておいて大丈夫です。蓮の葉の真ん中より少し上にご飯を置き、巻いていきます。」
ここで一度使った蓮の葉の再利用について参加者から質問がありました。
「再利用できないことはないですが、香りはどんどんなくなっていくと思います。たくさん作って冷凍もできます。蒸す時間を少し長くしていただければokです。」
近藤料理長のアドバイスを参考に参加者も蓮の葉で巻いていきます。
この後中国レストラン 聖紫花で人気の春巻きについて中の具材やご家庭で作る場合のちょっとしたアドバイスが伝授されました。
本日のメニュー
・薬膳風スープ
・鶏肉の唐揚げ 黒酢ソース
・春巻き
・蓮の葉包みちまきご飯
・タピオカ入りココナッツミルク
明るい雰囲気の中、笑顔で終始した近藤料理長の料理教室。
参加されたお客様からは
「お鍋で作るときっとスープのお野菜はこんな風にならないと思います炊飯器で炊くからこそのちょうどいい柔らかさだと思います。」
「体に良さそうだと思いながら食べるから、なお一層良さそうな気がします。」
「少人数だから質問しやすかったです。」
「丁寧に説明してもらえたのでわかりやすかったです。」
…などたくさんの嬉しいコメントいただきました。
5月から全10回開催予定の「ホテルブエナビスタ10人のシェフによる“情熱とこだわり”の料理教室」はご家庭でも揃えやすい食材で、今日から活かせるプロのちょっとした工夫やポイントが満載です。
第10回は3月16日(水)【ベーカリー】金子シェフによる「ご家庭で作れるサクサクスコーンと苺ジャム」を開催予定です。
参加申込み受付中ですので、ご興味のある方はぜひお申し込みいただけましたら幸いです。
ご予約・お問合せ
0263-37-0888
(宴会予約直通 10:00~19:00)
また「身近な食材をお手軽に!男の料理教室」
第3回【フランス料理】中島シェフ「モテる男のフレンチ」 2021年3月23日(水) も開催予定です。
こちらもまだ参加申込み受付中ですので、ご興味のある方はぜひお申し込みいただけましたら幸いです。
ご予約・お問合せ
0263-37-0888
(宴会予約直通 10:00~19:00)